いちばんやさしい​ウェブアクセシビリティの​教本を​読んで

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いちばんやさしいウェブアクセシビリティの教本の書影。加藤さんのイラスト入り。帯に基本的な考え方から具体的な実装方法までデジタル情報、サービス格差をなくす方法をやさしく解説。とある。

インプレスさんから今年の2月に出版された「いちばんやさしいウェブアクセシビリティの教本」を、著者の加藤さんから献本していただきました。レビュー遅れてすみません。

まずは私と加藤さんの関係性を言っておかないとなんだけど、実は加藤さんは私のウェブ業界における最初のメンターであり師匠であり、そしてもともとは憧れの人だった。

ウェブに触れだしてすぐぐらいからブログ、WWW WATCH を読み漁ってたし、ウェブ業界に入ろうってときもまずは加藤さんのいる会社受けようって思ったぐらい。

んで最初の面接に行ったら加藤さんが面接官で死ぬほどドキドキしたし、人生で一番緊張した面接かもしれない。肝心の面接で何を話したかはあんまり覚えてないけど、最後になぜか浦和サポの加藤さんに俺ガンバサポなんですよ、って話をした。加藤さんが良いサポで良かった(Jサポ以外にも伝われ)。

そんな加藤さんには本当に色々学ばせてもらった。いちばん印象に残ってるのはウェブの世界で生きていくならウェブで発信してないやつはいないも同然という言葉で、これが自分のキャリアにすごく影響した。ブログを書いたことで界隈の人と繋がりが生まれ、結果として仕事にも繋がっていったし、イベントをやったり登壇したことで仲間にも出会えた。

あとはうろ覚えだけどHTMLの話は仕様書以外を根拠に話すなとかプロのデザイナーの仕事舐めてんじゃねぇとか稼いでから金いらないって言えとか言われたの覚えてる。ちなむと加藤さんは大変優しい人です。

そんな加藤さんが書いたアクセシビリティの本ということで、感慨深いものがある。


というわけで、ようやく本の話なんだけど、ウェブアクセシビリティに関するトピックは網羅的にカバーされている本だと思う。

初学者にとっては網羅的すぎると感じるかもしれないけど、通して読まなくてもいいし、必要なところだけ読むスタイルで十分かなー。おそらくだけど、会社から「今日から君、ウェブアクセシビリティ担当だから」って言われた人向けっていうか、ウェブ担当者が、アクセシビリティやんなきゃってなったときに読む想定なのかなーって感じたし、そういう人にめっちゃいい本だと思う。

アクセシビリティサポーテッドの詳細な解説や、WCAG2ICTあたりとかは詳しく知らない人も多いんじゃないかと思うし、初学者じゃなくても勉強になると思う。自分も勉強になった。あと、アクセシブルなウェブサイトの制作を発注する際のノウハウ?とかもあって、この観点の内容、たしかに無かったー!って思ったし、この内容を書けるのはさすがだなーって思いました(小並)。

制作会社にお勤めの場合は、クライアントに贈るように買っておくと良さそう。私も自費でも購入しましたが、あと100冊買います。