職務経歴書

基本情報

桝田 草一の写真。メガネ、ひげ、バケットハット、ブリーチした前髪

  • 桝田 草一(Masuda Soichi)
  • 生まれ
  • he/him

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職務経歴

  1. 株式会社SmartHR
  2. 株式会社サイバーエージェント
  3. デジパ株式会社
  4. 株式会社構造計画研究所

株式会社SmartHR / プロダクトデザイン統括本部

アクセシビリティ本部 ダイレクター/アクセシビリティスペシャリスト

2022年にアクセシビリティと多言語化を主なミッションとしたプログレッシブデザイングループ(後のアクセシビリティ本部)を立ち上げ、マネージャーに就任。

アクセシビリティの品質基準策定

アクセシビリティ | SmartHR Design System

プロダクトの開発スピードと品質を両立できるアクセシビリティの品質基準を策定し、20を超えるチームに品質基準を浸透させた。

それにより新規のプロダクトはWCAG 2.1のAをほぼ達成してリリースが可能となった。またプロダクトの価値提供スピードを損なわないことも同時に達成した。結果、特例子会社や、高いアクセシビリティを必要とする従業員を雇用する企業へのリプレースが実現するなど、事業にも貢献した。

アクセシビリティスペシャリスト/エンジニア/テスター職の新設とマネジメント

アクセシビリティ専門職種として、スペシャリスト/エンジニア/テスター職を新設し、職種ごとの社内における発揮価値の定義、スキル要件、等級要件を策定し、アクセシビリティ専門職能のキャリア開発に貢献した。

アクセシビリティテスターは、障害当事者を積極的に雇用することで全社の障害者雇用の法定雇用率達成にも寄与した。

多言語化の組織化と改善

外部翻訳が多く、デリバリー速度、コストに課題を抱えていた多言語化のプロセスを改善した。

ローカライゼーションのスペシャリストを採用し、翻訳の内製化、AI翻訳の活用、プロダクトへのコミットメントのためのスキル開発を行った。結果、平均3週間かかっていた翻訳のリリースが、最短で数時間、平均3日以内に短縮できた。また外注の契約の見直しや削減を行い、外注費用の予実管理を徹底し、外注コストを3分の1に削減した。

アクセシビリティへの取り組みを企業ブランド価値に

広報/ブランドマーケティングと共同で、SmartHRのアクセシビリティへの取り組みを対外的に発信し、企業のロイヤリティを高める施策を実現。

特に「職場に必要なのは、あなたのやさしさです?」はSNSを中心に大きな賛同を呼び、オーガニックで600万回以上のインプレッションを獲得する反響があったり(2024年1月時点)、人事系のカンファレンスで登壇者が好意的に紹介するなど、企業のブランディングに大いに貢献した。

プロダクトデザイングループ プロダクトデザイナー

主に従業員サーベイプロダクトのUIデザインを担当。UIデザインのみならず、フロントエンドエンジニア不在のチームにおいて、ライブラリの選定や技術検証、コンポーネントの実装、状態管理の方針立てなども担当した。

また新しく加入したフロントエンドエンジニアとともに、Storybookの活用を推進。プロダクト独自のStorybook活用方法として、Storyを用いたテスト方針の策定、簡易的に動作するレビュー用モックアップ、ヘルプドキュメント用の画面作成などUI資産の活用を推進した。

スキル: TypeScript / React / Storybook / Figma

株式会社サイバーエージェント / メディア事業部

CyberAgent Advanced Technology Studio(CATS)

公営競技オンライン投票サービスWinTicketの新規立ち上げにフロントエンドエンジニアとして途中から参画。主にUI実装や課金フローの実装、アクセシビリティなどのUI品質向上を実現。WinTicketではウェブアクセシビリティ方針の策定と試験結果公表を行った。

Developer Experts(アクセシビリティ)

当社が定める注力技術領域のうち、抜きん出た知識とスキルを持ち、その領域の第一人者として実績を上げているエンジニア」

Developer Experts制度 | 株式会社サイバーエージェント

アクセシビリティの領域で、Developer Expertsに任命され、全社のアクセシビリティ啓蒙と推進を担当。主にメディア事業のアメーバブログとABEMAにおいて、アクセシビリティ向上チームをマネジメントし、UI品質の向上に寄与した。

また各種カンファレンスやイベントの開催、体外的な発信を行うことでサイバーエージェントの認知度を向上させ、UI品質に明るい/興味のあるエンジニアの採用に貢献した。

主な開催イベント: Japan Accessibility Conference - Digital Information
Japan Accessibility Conference Digital Informationのイベント画像。2019.7.20

ライブストリーミングプラットフォーム FRESH LIVE フロントエンドエンジニア

自社ライブストリーミングプラットフォームのFRESH LIVEのフロントエンドエンジニア。主にUI実装を中心としながら、各種機能実装にあたる。

アクセシビリティガイドラインの策定に伴い、Web/iOS/Androidのクライアントサイドとバックエンドの品質基準策定をリード。またクラウドファンディング機能の実装リードを経て、フロントエンドエンジニアチームのリードを担当(メンバー3名)

デジパ株式会社

業界未経験ながら、入社後3ヶ月後にはエンジニアとしては単独で案件にアサインされ、その後、中規模の企業サイトのフロントエンド実装やCMS実装を担当した。その後、学校法人の顧客の大規模サイト運営プロジェクトのマネジメント/セールスとして、デザイナーやエンジニア、プロジェクトのマネジメントを行う。

在籍後期には、他のエンジニアの業務効率化のための支援や、プロジェクトのディレクション、新規問い合わせ顧客の対応(セールス)なども行う。

株式会社構造計画研究所

SBD営業部 法人セールス/プロダクトマネージャー

CAE(機械設計支援ソフトウェア)の法人営業として活動。ナショナルクライアントの研究所から小規模企業向けまで、機械設計のエンジニアや数値計算のエンジニア向けにソフトウェアの販売をメインに従事。主に販売実績の無い解析手法を顧客の課題を解決するソリューションとして提案し、市場を広げていくことを得意としていた。

混相流が得意なソフトのデモ。公開後、再生回数は20万回を超え、メディアにも取り上げられた。
新規プロダクトのプロダクトマネジメント

非線形構造解析が安価で可能な、韓国製ソフトウェア「midasNFX」の新規取扱開始に伴い、プロダクトマネージャーとしてプロジェクトに関わる。

ソフトウェアメーカーとの仕入れ価格交渉、日本でのマーケティング施策立案、サポート体制構築、ホワイトペーパーや技術記事などの技術資産の構築に携わる。

製造企画マーケティング部

自社のソリューションと製造業の課題のマッチングを探し、新たな顧客層の発掘と自社の新規ソリューション開発を目的とした部署に移動。既存のCAEソフトウェアを医療系の研究開発に利用するソリューション開発に従事。

立命館大学 政策科学部 政策科学科

  • 森隆知ゼミ
  • 卒業論文: 京都市における自転車経路探索システムの研究