overflow社でアクセシビリティとかUIをいい感じにするお仕事

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4月からoverflow社のお手伝いをはじめました。

かつてのSmartHRでの技術顧問のようにアクセシビリティだけをやるというよりはUIを良くする、良くするための仕組みづくりとかをやりながら結果的にアクセシビリティが高まっていくことを支援する、という方向性でお仕事をさせて頂く予定です。

詳しくはoverflow社の代表である裕斗さんとお話させていただいたのがポッドキャストになったのでそちらを聞いていただければ嬉しいです。

裕斗さんにいろいろな視点から「なぜアクセシビリティをやるのか」ということを質問してもらって、私としてもあらためて言語化できたことが多かったです。

特に最近でいうと「アクセシビリティは開発者の手元のDE&I」。DE&I、組織的に推し進められているけれども、自分の手元の開発ではアクセシビリティをおざなりにしている、もしこういった矛盾があれば組織における施策への納得も得られないかもしれません。

ちょうどoverflow社ではDE&I policyを策定したタイミングだということもあり、いいタイミングだったのではないかなと思っています。

overflow DEI Policy策定について|yutosuzuki | overflow Inc.|note


具体的なoverflow社での業務はこれから〜という感じですが、あらためて本業であるSmartHRでは真正面からアクセシビリティに取り組めているなと感じました。

ポッドキャストでは、その理由としてSmartHR導入先企業の従業員の多様化が大きいとお話しました。B2B2E(Business-to-Business-to-Employee)の業務システムにおいて、E(従業員)の多様化に対応できていないと、従業員の満足度が下がるだけでなく、真ん中のB(SmartHRでは人事の方)の対応コストがあがってしまうという構造があり、これが大きな理由になるなーと思っています。

先のGAAD(Global Accessibility Awareness Day)では、開発者向けではなく顧客向けのセミナーを開催できたということもあり、プロダクトのアクセシビリティを高めていく、そして高いアクセシビリティを必要としている人に届ける活動というのができはじめているような気がします。

働く人の多様性を実現する、労務管理におけるSmartHRのアクセシビリティとは?(5月19日) | SmartHR|シェアNo.1のクラウド人事労務ソフト

これらは同僚がプロダクトのアクセシビリティを高めていくことを一緒に取り組んでくれているからできることで、本当に恵まれている立場だなぁと思うと同時に、この環境で成果が出せなかったらヤバい、みたいなプレッシャーもありワクワクしています。